「安い=品質が心配」と感じる方は少なくありません。しかし通販専門メーカーの低価格には、きちんとした理由があります。主に3つのコスト削減ポイントを見ていきましょう。
①工場と直接提携し、仲介業者を挟まない
多くの通販専門メーカーは、製作工場と直接提携しています。仲介業者を挟まずに仕入れることで、間に発生するはずだったマージンをそのままコスト削減につなげています。
②実店舗を持たない
実店舗を構えれば、家賃や人件費が継続的に発生します。通販メーカーはこうした固定費を持たないことで、価格を抑えています。
③広告費をかけない
テレビCMなどの広告を一切出さず、口コミや病院からの紹介で利用者を増やしているメーカーもあります。広告費というコストそのものが存在しないため、その分を価格に還元できる仕組みです。
原価と利益のバランスから見る仕組み
一般的な商品の価格は、原価・販売管理費・利益がおおむね3分の1ずつという構成で成り立つといわれます。3万円の商品なら、原材料費に1万円、人件費や家賃・輸送費などに1万円、利益が1万円という具合です。この考え方に立つと、原価にお金をかけすぎれば利益や運営費を圧迫するはずなのですが、実際にはステーキ店や寿司店のように、あえて原価率を5割近くまで引き上げて質の良い素材を使い、その分お客を増やして売上全体を伸ばすという業態も出てきています。質の良さが評判を呼び、出荷数が増えることで、利幅が小さくても十分に成り立つという考え方です。医療用ウィッグの世界でも、広告費や店舗費という「別の枠」を削ることで原材料や職人の技術にお金をかけられる、という点では同じ理屈が働いています。
「安くてもいいモノ」はネット時代の当たり前
かつては「安かろう悪かろう」という感覚が一般的でしたが、中間業者を介さず直接販売できるようになった今、価格が安いこと自体は品質の低さを意味しません。商品の品質は本来、原材料・加工・販売・価格・サービスという5つの要素の総合評価で決まるものであり、価格の安さは「販売」の工夫の結果に過ぎない、という見方もできます。
初めて利用する場合は、いきなり購入するのではなく、レンタル(初期費用+1日150円程度〜)から始めるという選択肢もあります。詳しくは「購入とレンタルの比較」で解説しています。